こんにちは。
古賀市の歯科・歯医者【大竹デンタルクリニック】です。
毎日どのように歯を磨いていますか?
歯ブラシはどのように選んでいますか?
むし歯や歯周病予防の基本は、毎日の歯磨きです。
2022年に行った厚生労働省の「歯科疾患実態調査」によると、毎日歯を磨いている方は全体の97.4%と高水準で、歯磨きの習慣が定着しているといえます。
一方で、全体の87.2%の方がむし歯になった経験があり、15歳以上の47.9%に歯周病の症状が確認できます。
歯磨きだけでは、むし歯や歯周病を予防できていないというのが現状です。
そこで、毎日のセルフケアを高めるために、取り入れていただきたいのがデンタルフロスです。
(出典:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」p26,p8,p22 より) >
デンタルフロスが必要な理由
「毎日しっかりと歯を磨いているから大丈夫」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかしながら、歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは約6割ほどしか落とせないことがわかっています。
歯と歯の間には歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れを取り除くのが難しいからです。
デンタルフロスを使えば、除去率は80%近くまで上がります。
デンタルフロスは、お子さまでも使うことができますので、乳歯が生え揃ったらデンタルフロスを使ったケアを始めましょう。
デンタルフロスの使い方
デンタルフロスは弾力性のある細いナイロンの繊維をより合わせて作られています。
歯と歯の間に挿入して擦ることで、歯と歯の間にたまったプラークを捕らえて取り除くのです。
「糸巻きタイプ」と「ホルダーつきタイプ」の2種類がありますので、ご自身に合う方を選びましょう。
・糸巻タイプのデンタルフロスの特徴
必要な長さを切り取って、指に巻きつけるタイプです。
指先を使うので、より細かな動きが可能で、力を調整しながらケアできます。
・ホルダー付きタイプのデンタルフロスの特徴
持ちやすいように、フロスがホルダーに取り付けてあるのが特徴です。
指での操作が難しい方や初めて使う方におすすめです。
デンタルフロスの使い方は「大竹デンタルクリニック」にご相談ください
むし歯や歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きの精度を高めることが大切です。
そのためにも、ご自身のお口に合った歯ブラシやデンタルフロスを使いましょう。
古賀市の「大竹デンタルクリニック」では、担当の歯科衛生士がお口に合わせた磨き方だけでなく、清掃用品の選び方もアドバイスしています。
デンタルフロスを使うことで歯磨きの精度は高まりますが、それでもまだ落としきれない汚れはあります。
歯垢のかたまりであるバイオフィルムや歯垢が石のように硬くなった歯石などは、専門の薬剤や器具を使って落とす必要がありますので、定期的に歯科のクリーニングを受けましょう。